第9回議事録しごと部会

第9回議事録しごと部会

2015年12月17日(木)16:00~17:30 
総合福祉センター4階研修室A1、A2

*立場や役割によって5グループに分かれて「困っている事」とテーマにグループワークを行った。

就労継続Aグループ
<利用に向けてハローワークとの関係について>
・市によってA型の利用にむけての動きが全くちがう。西宮の事業所はどういう通し方がいいのか?(尼崎は見学の時点でハローワークを通すように言われる。西宮はそれぞれ)
→事業所側としてはどちらでも構わない。尼崎は体験の段階で紹介状が必要になる。働きたいというモチベーションがあっても手続きでハードルがあがり利用につながる人数が減っていく。事業所側としては「働きたい」というモチベーションを大事にしたいので紹介状にはこだわらない。
・福祉関係者は「体験」と呼ぶがハローワークは「実習」と呼ぶ。実習になると雇用契約を結んでいる前提になるので、実際の働きぶりを見たうえでも判断するのが難しくなる。一方で特開金の対象にはなる。

<困っている事>
・「以前通っていた事業所で金銭管理をしてもらっていたのでしてほしい」などA型の事業所の立ち位置が分かっていない支援者がいる事
・「自力通勤できます」といいながら実際には出来ない人がいる。
・就労態度ではなく社会人としての行動や態度が悪い人への対応。
・A型の事業所はハローワークを通すという側面で考えると「一般就労」と同じ扱いにも関わらず、根拠は障害福祉サービスになるので市の窓口で福祉サービス利用申請が必要。それがご本人からしても混乱したり、手続きの煩雑さが課題になる。

<A型利用者に求める条件>
・挨拶ができる・コミュニケーションがとれる・敬語が使える
・ADLが自立している
・自力通所ができる
・金銭管理ができる

工賃に関するグループ
(1)各事業所の作業内容の説明
(2)困っている事等
  ○工賃を前年度よりもアップさせる
  ・外の作業(清掃)だけでなく、内職をしている。内職の単価の安定をしていかなけ
ればならない。
  ・工賃向上のため新たな取り組みとして、喫茶で月1回アーティストに場所を貸すようにした。そこから、地域とのつながりができたり、近所の人が来てくれるようになった。
・自主製品が無いので、自分たちが何かを企画する力がない。内職をする中で、職員自身のモチベーションの低下、温度差があったりする。ボランティアを導入し、風通しを良くしている。
  ・高齢化が進んでおり、以前で来ていた事が出来なくなっている。また、保護者も、ずっとお世話になっているので行っているだけでいいという声が多い。「働く」という思いが中々伝わらない。保護者は見てくれるところであり、そこまでさせなくていいという方が多い。工賃は昨年から上がっている。利用者の大半が安価な内職を行っている。
  ・工賃の単価を維持するのが大変。
 ○工賃の評価
  ・工賃の分配の仕方は、人が評価するので難しい。
  ・ポイント制や出来高制、固定の手当、外作業に行ったらプラスα、10項目位のチェック×単価プラス皆勤。各事業所で色んなやり方で評価している。
  ※今後、工賃を上げるためにはどんな方法があるか等について話をしていきたい。

就労移行支援グループ
○移行を希望する人が入ってこない(元が知的の施設)
  ~・多様な進路先と競合
   ・移行に移るまで時間がかかるという知的の特性
○2年間で見極めることの難しさ
  ~・知的の人にとって、2年間ですべて身につけて就労するのはハードルが高い
○「働きたい気持ち」で入ってきても、実際は違うことがある
  意志の見極めが必要
  ↓
  「一般就労以外の進路」となった場合、加算にならず、手間ばかり増える
   ⇒「事業所のため」と「本人のため」の狭間で悩む
○定着支援のノウハウ不足
  ⇒要員不足
   就労移行同士で勉強会をしてみる?
○事務処理が多すぎ、本人と向かい合う時間が減ってしまう
  ~手続きが多く、時間がかかりすぎる
   ⇒就労移行同士で勉強会をしてみる?
○企業の中でも、人事担当者と現場担当者の温度差がある
   雇用率遵守の人事と歓迎されない現場

活動・居場所グループ
□業務の範囲がとても広い
 業務時間だけでなく、利用者の生活指導や健康管理、家族との対応など、対応しなければならない課題が多い。また、夜中に利用者から些細なことで連絡が来ることがあるが、緊急の連絡である可能性も考えると、無視するわけにもいかない。

□利用者同士のトラブル
 互いに仲良くなりたいと思い、利用者同士で連絡を取り合うが、コミュニケーションの取り方が下手なため、最終的にトラブルになってしまう。そのため、その事業所では利用者同士の連絡先は教え合わないようにしたが、大人同士の集まりなので、あまり制限はしたくないという思いもある。
利用者同士のトラブルは、職員が間に入って解決している。しかし、職員が知り得ないところで問題が発生すると、どうしようもないこともある。

□本人と家族の温度差
 本人は事業所を気に入っているが、親が好意的に考えていないケースや、逆に本人は事業所に行きたくないが、親が無理矢理入所させているケースなど、本人と家族の考え方の温度差がある場合、苦労する事が多い。前者は家族との、後者は利用者とのトラブルになる。

□活動・居場所系の今後
国の制度が「就労」に対し手厚くなると、「居場所」となる事業所の今後の経営が危ぶまれる。将来的に、地域活動支援センターという枠組み自体無くなってしまうのではという不安がある。

家族グループ
□「コミュニケーション」についての悩み
学校や支援者は利用者の親と、例えば「今日様子は○○でしたよ」「新しく担当する○○です」「将来のことを考えましょう、まずは親御さんの意見を聞かせてください」など小まめに報告連絡相談ができていますか。親は、学校や事業所で過ごすわが子の様子がとても気になりますが、知る機会が少なく感じます。どうすれば親と支援者が良い関係を築きこどもの様子をもっと知ることができますか。職員さんによるのでしょうか。
 →その様子を知る手段は職員との会話と定期発行の「便り」のみ。

□「こどもの将来」についての悩み
  親として常に考えるのがこどもの将来。親から自立し生活してほしい。そのための大きいテーマが「就職」です。
親は、学校や支援者に「事業所が行う支援」ではなく「わが子の就職のためにどのような支援を提供してくれるのか」を求めています。
 →事業所の概要はガイドブックでわかる。そこには載らない「このような考えで就職まで支援しています」や「この事業所で過ごすことでここまで成長します」という考え方の明示を求めている。
<聞きたいこと>
・(移行事業所が)2年かけても就職できない人がいるのはなぜですか。
 ・一緒に将来を考える上で、家族としてできることはありますか。
 ・一緒に就職を考えてくれる作業所はどこですか。 など

*今後グループワークでのニーズの掘り起こしについては検討していく。



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